2021年12月12日(日) 足立区学習拠点の委託受けているNPO法人キッズドアが運営する施設において当クラブの継続アクティビティである食糧支援の一環としてちゃんこ鍋の会を開催いたしました。東京ウィルライオンズクラブに入会された元横綱白鵬改め間垣親方と女将さんが宮城野部屋の石井さんと岩崎マネージャーの協力のもと、本物のちゃんこ鍋!を提供しました。
この居場所に通い勉強をしている子供28名保護者9名とスタッフ5名が密にならないようにローテーションで穏やかな時間を過ごしました。竹ノ塚の学習支援拠点で個人指導をしていたボランティア学生さんがスタッフとして働いていたことに驚きと喜びを感じました。
子供たちにはあらゆる体験が不足しています。中でも直接、お相撲さんとふれあい、ちゃんこ鍋を食べるという誰もができない体験を通して得たものは大きな力となる事と感じました。打ち解けさまざま質問がでる中「僕は毎日お金のことを考えています。どうすれば家にお金が入るのですか?」という13歳の男の子の質問に「夢はなに?夢を持っている?夢を持って貧しくても、心を豊かに努力し続ければ必ず夢は叶う。夢が叶えばお金は後からついてくる。僕は千円しかなかったよ」と答えました。夢を持つという事が子供達にとって人生の支えとなると改めて感じました。
15歳の体格の良い空手部の男の子に「いい身体だね、お相撲やらない?お腹すいたら部屋へ来いよ」と誘い力士の石井さんに腕相撲をすすめ、眼を細めて二人を見守っておられました。
これからも子供の心にしっかり届く奉仕活動を続けて参りたいと思います。

メンバーのキッズドア渡辺理事長と新入会員間垣翔親方・紗代子女将さん コロナ禍で会場の都合上ウィル全員の出席ができなくて残念でした